レタス・キャベツ畑で働くようになって3週間が過ぎました。
ド素人として畑で働く面白さや、気づいたことなどを記事にしていく所存でございます。このブログはできるだけ「情報発信の場」に近づけていきたく、今日はタイトルの通り、都市で暮らすみなさまに畑仕事へのお誘いをいたしたく申し述べさせていただきます。
畑ウォッチはやめられない?
レタスの定植をしていると、私などは立ち上がるのが容易ではなく、まさに「どっこいしょ」。隣の畝へ移動するにもおぼつかない足取りで、いかにも素人然としているはず。このような姿をさらしていると、ご近所の紳士淑女の方から「こしがいてっぺ?(腰が痛いでしょう?)」と労っていただくことがあります。
また、いつも愛犬をベビーカーに乗せて畑の間を散歩して回っておられる老婦人がいらっしゃれば、これまたかなりな先輩市民の方々が「今年の●●(作物名)は農協でキロ▲▲円だって」「それじゃあ、いくらあにもなんねっぺさ(それじゃ、たいして儲からないね)」という会話をされていたりします。さらには「あそこの畑が草だらけになってらーで(なってますよ)」と知らせてくださったり。先輩パートさんの話によれば、指摘のあった畑は通りがかりに見られるような場所にはなく、わざわざその畑の様子を見るために足を運んでいるはずだとのこと。
・・・畑に関わっていた方々は、やはり畑への尽きぬ興味というか愛着をお持ちなのだろうと思います。実際、畑には個性があります。
ところでレタス畑、キャベツ畑と聞いて、見渡す限り畑、畑、畑といったものすごく広い土地を想像されたでしょうか? おそらくそれは北アメリカ大陸とかオーストラリアとかのお話で、私が今働いている千葉県南房総市のレタス畑やキャベツ畑は2畝から3畝(1畝は約100㎡)前後の広さが多く、会社でそのくらいの畑をたくさん借りています。畑ごとに土が違い(多分)、水はけも異なり、作物の育ち具合も違います。あとなんとなく「風情」も違うような気がします。そして日々姿が変わりますので、畑に関心のある方なら目が離せないというのもよく分かります。
畑は「じっぱひとからげ」では見られません。畑に立ってみてはじめて分かりました。
おもしろいです。
さあ・・・
「畑へかもん、べいびい!」
(記:2014年11月11日)