里見(ネコ♀)の続報です。
病院で検査をしたところ、猫エイズ、白血病は陰性でした。が、マンソン裂頭条虫なる寄生虫がおなかにいることが判明。薬を飲んで治療中です。ノミもいませんでした。
一番左の写真が保護した直後のものですが、いったい何があったのでしょうか?その後、検査や避妊手術のためにケージに入れられた里見と退院直後の里見、そして今の里見です。エリザベスカラーが外れるまでの2週間、最初はよろよろと後ろ向きに歩いていましたし、身づくろいが思うようにできず、カラーをつけたまま「かっかっかっかっかっ!」と耳の後ろを掻く様子が、それはそれは気の毒でした。猫のひげは方向感覚や平衡感覚を司っているため、カラーでひげが使えないとさぞストレスフルなことでしたでしょう。
カラーがとれた日から数日間は四六時中、体をなめたり毛づくろいしたりしていました。
もともとよく毛づくろいする猫でしたが・・・
避妊手術は、一度でも出産をさせてからするのが猫にとってはベストなようです。かつて里見に餌付けをしていたご近所の方の情報によると里見は少なくとも1回は出産しており、3匹育てた猫が近所にいるんだそうです。・・・ということで、飼い主の私は出産経験がありませんが、里見は経産婦とのことでうらやましいかぎり。里見は「種の保存」のミッションを果たしたようですし、今後のことを考えて避妊手術に踏み切りました。
里見がきてから、世話をする手間が増え、フトコロにもひびきましたけれども癒し効果に驚いています。気持ちがまろやかになり、ストレスを感じにくくなり、日常の雑事に取り組む力が増しました。また、どんなに自慢しても惚気(のろけ)てもそれが猫の話なら許されることが分かって、それもサイコーです。
(記:2015年3月20日)
新しい家族への愛情が伝わってきます。
ずいぶん徹底的な検査ですね。
里見は優しい飼い主にめぐり会って幸せですね。
僕たちも津波で犬を亡くし、九十九里に来てから迷い込んできた猫と
暮らし始めて半年足らずで彼女も亡くし、参っています。
ハクビシンなどの害獣駆除食の誤食とみられます。
不吉な話題で恐縮ですが、田舎ならではの危険もいっぱいです。
くれぐれもお気を付けください。
シーゲルさん
コメントをありがとうございました。引き続き里見の様子を記事にしていきたいと思います。
なんだが「飼いネコ自慢ブログ」になりそうです・・・
空地になっている隣の敷地はイノシシがかけまわっているようです。また、私はまだ遭遇していませんがキョンというシカの一種も増え続けているそうです。虫、植物、動物にまつわる危険、強風、高波、地滑りなどなど豊かな自然の近くで生きるということは、人間も動物も危険と隣り合わせであることは確かです。
知識をたくわえつつ、機会あるたびに地元の方のお話をよく聞かせていただくことが大切かな、と思っています。
シーゲルさんご夫妻の悲しみが癒えますように!