こちら南房総の今年の春は「とつぜんやってきた!」感があります。
ある日とつぜん「コートが要らなく」なり、昼日中には「上着も要らないや」となりました。
あれよあれよという間にポピーや菜の花が咲き乱れ、寒さが緩むのを心待ちにしていた東京都民時代とは異なり「春、盛大に来すぎじゃん」・・・といったところです。
いたるところに菜の花が群れ、ポピーも咲きに咲き。
暖かい風を全身に受けてふらーりふらーりと歩いていると「今いるのは、もはやこの世ではないのではないか?」という気になります。このまま毎日散歩して本を読み、浜でぼんやりと波を眺め、また本を読み、疲れたら寝るという生活ができたらどんなにいいだろうと思うのですがそうはいきません(>_<)。
昨年までいた東京にも四季折々の空気が感ぜられましたが、やはり田舎で感じる季節感には圧倒されます。私にとって、それは大きな価値のある何かなのです。
千葉県北西部にある実家の桜も満開になっていました。まともに見ていると、どこかこの世でないところへ連れて行かれそうな迫力ではありませんか!
私の両親が植えたもので「陽光」という種類の桜だそうです。インターネットで検索したところ「陽光桜」という映画が2015年3月にクランクインすることが決定したという記事に当たりました。「陽光」を開発した方の物語です。主演は笹野高史さん、的場浩司さん、宮本真希さんだそうです。
(記:2015年3月27日)