母の五十日祭が過ぎ、私のほうで墓を建てる準備をしています。

で、先日、墓地を買いました! 買ったとはいっても墓地なので「永代使用料」としての料金を支払ったということになります。私の住まいから歩いて5分くらいのところです。

これがその墓地↓

私もここに眠ります(多分)

私もここに眠ります(多分)

思いがけず墓を建てる役割が振られたわけですが、田舎に移住しておいてよかったなあと思ってしまいました。同じことを首都圏内でしようとしたら、さぞ頭を痛めたことでしょう。

今回支払った永代使用料は東京の派遣OLさん(一般職)の一か月分の給料プラスマイナス3万円ほど。首都圏内の相場の3分の1から5分の1くらいです。東京23区内だともうケタが違ってしまいますが・・・

東京にいたなら、ロッカー式納骨堂を検討しただろうと思います。

この墓地はお寺に属するものではなく、公共のものでもありません。もともとは複数の地主で持っていたものの管理を「この墓地に墓を持っている人たちに委ねた」のだそうです。今は墓地に墓を持つ人たちが組合を作って管理しています。組合の役員は回り持ちです。私にも将来回ってくることでしょう。

永代使用料の他に年間1000円の管理料を支払います。この管理料は墓地の水道料金や草刈りを行ったときのごみ袋の代金など、墓地を管理する際の雑費にあてられるようです。

このお墓の運営形態は、田舎ならではの良いものだと思います。また今回「よそ者だからダメ」とも言われませんでした。まあ、縁もゆかりもなかったわけではないのですが・・・

「お墓をどうするか」について悩ましい都市生活者も多いことでしょう。どこか縁のある田舎にお墓を建てる、という選択肢もあると思います。縁は親類縁者に限りません。管理に参加すれば入れるところもたくさんあるのではないでしょうか。

さあ、墓に入るなら田舎(!?)

ひきつづき墓石選びに入ります。

海が見えます。母も満足?

(記:2015年9月9日)