中年夫婦が職を捨てて東京から千葉県南房総市へ移住、どうする、どうする、田舎暮らし

【003】村社 熊野神社

あわみなこ 勝手に選定「イケイケ和田町スポット「100選」のコーナーでございます。

いつのころからか、神社ブームがはじまり、さらには御朱印帳ブームもはじまり、すっかり神社が日の目をみるようになってうれしいかぎりです。
実は私の母方の実家は神社で宮司だった祖父が亡くなった後、残された祖母が宮司を継ぎ、現在は叔父がそのあとを継いでいます。
私は東京に生まれ、千葉北部で育ちましたが、正月休みは必ず神社を手伝いにこちらにきていました。
大晦日には榊に麻ひもで幣束を結んで玉串を作ったり、お守りや御札を売る準備をしたりします。午前零時で元旦になると同時に祭典が始まり、境内は参拝客で賑わいます。その時には私も巫女の装束に着替えてせっせと御札を売ることに専念します。そういうわけで子どもの頃からかなり長い間、私にとって大晦日から三が日は「稼ぎ時」でした。20代後半になると「にわか巫女」の役割は従姉妹にバトンタッチしましたが、神社にいない正月というのは案外つまらないものだな、と思ったものです。

さてこの熊野神社、縁起や由来などを調べていません。境内にも説明が書かれた立札などがなく、インターネットで調べても、ここの情報はほとんどでていませんでした。調べて、いつか必ずこのブログで記事にさせていただきます。
熊野神社は南房総市内に何件もあるようですが、この熊野神社は仁我浦という地区にあり、とても趣のあるよい神社だと思います。参道には桜の木が数本あり、咲いていたときはきれいでした。またこの参道ではよく猫の姿をみかけます。
よくご覧いただくとこの写真にも黒い猫が写っています。あともう1枚、参道から階段上の拝殿を望んだ写真も載せさせていただきます。階段もほどよく苔むしていい味がでています。拝殿もひっそりと時の流れを感じさせてくれます。
今時は情報量が少ないというのも案外、値打ちがあることなのかもしれません。
あわみなこ推し推しの神社です。

熊野神社入り口

参道の入り口です 良いでしょ、良いでしょ。ねこもいます

熊野神社階段

神社ガールのハートを鷲掴みっ!? 狛犬もすてき

階段を上がった境内からは海がみえますヽ(・∀・)ノ

(記:2014年5月8日)

PAGETOP