中年夫婦が職を捨てて東京から千葉県南房総市へ移住、どうする、どうする、田舎暮らし

【008】和田漁港

あわみなこ 勝手に選定「イケイケ和田町スポット100選」のコーナーでございます。

私は漁港の風景が好きです。よく手入れされた漁船が並んでいるのを見ると、なんとも良い気分になります。
両親とも海の近くで育っているので、遺伝子的なものかもしれません。
とくに和田漁港はすぐ後ろに小山がせまっており、港にいたるまでの漁村は傾斜した土地に家が立ち並び、なかなか絵になる風景だと思います。
港にいちばん近いエリアには何軒か釣宿や民宿があります。もう営業していないと思われる宿が散見され、つい「惜しいなあ」と思ってしまいます。
和田漁港は「第2種漁港」で、利用範囲が第1種漁港の「地元の漁業」と第3種漁港の「全国」との中間にある漁港となっています。

和田漁港

きれいにされています

和田漁港

整然としています

漁村と並んで好きなのは「ごちゃごちゃした下町」の風景です。
独身時代には荒川区の、迷路のような路地が走る一画にあるアパートで暮らしていました。3階建のアパートは屋上に出られるのがなによりの魅力でした。洗濯物が干せるようになっていましたが、ほぼ毎回物干し台ごと風で倒れたのであきらめ、部屋の窓の外に干していました。屋上から眺めるごちゃごちゃした街並みは見飽きることがなく、いまでも懐かしく思い出されます。私は東京の浅草で生まれたので原風景なのかもしれません。
(記:2014年8月8日)

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