第52回南房総白浜海女まつりの大夜泳に参加させていただきましたm(_ _)m
前回の紹介記事に続き、海女の装束をご紹介すると同時に来年参加してみたい方への情報などをお伝えいたします。
【装束】
貸していただいた装束は、以下3点
生地はいずれも木綿です。上着は丸首に長袖。パンツというかズボンというか下半身にはくものは写真ではわかりにくい形です。
昔、ズボンがなかった時代に縫い合わせてつくったズボン様のものです。ひもで縛って来ますが、ひもを股の下に回して脱げないようにします。頭に巻く頭巾は正方形に近い形ですが、これは三角形に折って巻きます。
貸与されるのは上記「海女装束三点セット」ですが、その他に自分で用意するものがあります。
●装束の下に着るもの(by 実行委員会)
白、ベージュなどの無地の水着(ホルターネック不可)か白かベージュのババシャツ
・・・海女衣装は濡れると透けます。下に色物の下着や水着をつけると恰好がつかないのでこのような指定があります。
また、樽に乗って泳ぐため、胸とおなかに樽の縁があたります。ビキニのような水着だけよりもババシャツのほうが快適な気がします。
下も3分丈のズロースなんかがもってこいです。本職の海女さんたちは白い長めの股引をはいている方もいて、なかなかカッコよいものでした。
私がきたババシャツとズロースの写真もありますが、載せるのはやめておきますね。
●マリンシューズまたは白足袋
厳島神社参道から海に入るまでの間、少し歩くため裸足はいけません。
マリンシューズか白足袋が必要になります。白足袋はお祭り用の衣装など売っている店で手に入るようですが、コメリでも売ってるとのこと。
中には「足袋は脱げやすいから」という理由で白い厚手の五本指ソックスをはいている方もいました。
・・・以上、装束についての情報でした。来年以降はまた変わるかもしれませんので実行委員会からの連絡にご留意いただければと思います。
【その他 参加者の方】
当日は13:30集合で14:00から泳ぎの指導とチェックを受けます。指導とチェックは1時間くらいで終わりますから、大夜泳の出番までかなり時間があります。
また、水着で練習するため、いったんシャワーを浴びて着替える必要があります。
地元の方はいったん自宅に帰るでしょうし、宿泊場所がある方はそこで休めますが、私のように自宅まで「車で40分」くらいだと微妙です。
今回は大夜泳に誘ってくれた友人宅で休憩させていただきました。この時間の過ごし方についても少し考えておかれるとよいと思います。
【記念品、報酬など】
とくにありません(^^)/ お借りした海女装束をお返ししておしまいです。
報酬は「思い出」でしょう。
夜の海で泳ぐ機会はめったにありません。また観客から拍手喝采をあびる機会も貴重なものです。
何年たっても「私、あれに出たことあるんだよ!!」という一言は楽しかった思い出とともに誇らしく響くことでしょう。
(記:2016年8月26日)