鯵の手開きに挑戦した翌日、宮司の叔父が魚を手にやってきました。例によって祭典で奉納されたものと思われます。
私は平たい魚といえばカレイしか思いつきません。
「カレイかしらね?」と聞いてみても「・・・さあ? 違うような気がする」との頼りない返事。
けれども晩のおかずがありません。これをいただくのが得策というもの。食べられる魚であれば。
徒歩2分、和田町の誉「魚伴」に聞きに行こうと思いましたがその日は定休日。進退窮まったので魚に詳しい旦那様をもつ友人にメールで写真を送りつけました。件名は「ピンチ!」
「ちょっとダンナサマに聞いてみてくれる?ついでに食べ方も!」
1時間もしないうちに返信があり「カレイだね! 煮ても、焼いても、から揚げでも何でもよいね。煮る場合は薄味で。身が白く淡泊だから。とのことでした」と頼もしい回答。
後から考えましたら平日の真昼間、東京在住の友人夫婦は共稼ぎなのでした。お騒がせしましたm(_ _)m。
無事、食べられる魚であることが分かりましたので、次はさばき方で、これはネット頼みです。
ウロコをとってエラぶたの下を切り、はらわたを取り出すだけですませました。ちゃんと十字の切り込みも入れ、しょうゆ、砂糖、しょうがの味付けで煮て完食ヽ(^。^)ノ
こうして、今日も新しい知識と経験を得、友人の好意もいただき、ご飯とおかずも頂戴できました。
ありがとうございました。
あ、叔父さんもありがとうございました。また魚お待ちしています。フグは遠慮します。タコも難しそうなのであと何年か待ってください。
近頃は魚をさばいた後の食べない部分は紙袋とレジ袋でまとめて冷凍庫に入れ、ごみ出しの日を待つようにしています。以前は庭に埋めてしまうことが多かったのですが・・・。
こうしてハウスワイフ2.0への修行は着々と進んでいくのでありました・・・乞う、ご期待(何を?!)
(記:2015年11月26日)
腹を手前に置いて左に顔があるのがヒラメ、右にあるのがカレイ。
“左ヒラメに右カレイ”と言いますね。
こちらではカレイもヒラメも出回っていますが、ヒラメは”ソゲ”と呼ばれているようです。
房総で暮らしていると周りから思いもかけないいただきものがあり、当意即妙に調理する
ことが求められますね。
それはそれで田舎ならではの楽しみです。
シーゲルさん
コメントありがとうございます。
“左ヒラメに右カレイ”・・・知りませんでした! 覚えておきます。
田舎暮らしで人間力をつけ、自分磨きをいたします(^_-)